やっぱり遊んじゃう - BORN TO BE FASHION

こんにちわ。

moongateオーナーバイヤーの吉田です。

Instagramの興味がグイグイと高まってきたところに前回の記事のインスタのイベントに参加して、すっかりやる気になりました（←影響されやすいw）

実は以前からアカウントだけは持っていて、ポツポツと商品の写真をアップしていたのですが、なんんとなくこれじゃオンラインショップやFBにアップしていることと変わらんな〜と、あんまり気持ちが乗ってこなかったんです。

◇　自分が楽しくないとね

服屋のインスタといえばコーディネイトの提案がもっとも多いです。

もちろんボクも着こなしの提案には経験と自信を持っているのですが、単にコーディネイトだけってのもなんか楽しくない。

周りの人は「それだけでも全然いいでしょ」と言ってくれるのですが、自分自身も楽しくないと続かないし、それだけじゃ気持ちが乗ってこなかったんです。

◇　とりあえずオンリー１になることを意識してみる

自分だけの表現方法ってないものだろうか？と数日模索していたら、ふとこの本を思い出しました。

藤原和博（著）「必ず食える１％になる方法」

ツッコミどころは色々ありますが、異なる分野をかけわせると１００人に１人になれるという考えに共感しました。

あ！なれば、得意のファッションと大好きな街である鳥町サンロード商店街をかけわせてみよう！と思ったのです。

◇　撮影スポットがいっぱい

この鳥町サンロード商店街とは、姉妹店の「蜂月堂」が入居させていただいているメルカート三番街（リノベーションで蘇った古いビル）がある商店街で、一時は暗く典型的なシャッター街でした。

しかし、アーケードを撤去しレトロな風情残しつつ通りもリノベーションを施したことで近年若い店主が集まり始め、洒落た大人の社交場へと変わりつつあり独特な雰囲気を醸し出しています。

商店街の皆さんで定期的に開催するイベントや取り組みで、もう何度もTV取材が入るなどして徐々に賑わいと取り戻し始めました。

「鳥町サンロード商店街をもっと知ってもらいたい」という思い、

「大人の男のコーディネイト提案」という思い。

これを掛け合わせてできるのは、ボクしかいない（笑）

１００人に１人どころかオンリー１じゃん！

◇　味のある服は味のある街と好相性

実際に鳥町商店街に撮影をする目的で眺めると、「この錆びた階段イイね！」とか「この腐ったような壁の色シブい！」とか、一朝一夕ではできない長年の経年変化による味わいをそこらじゅうに発見しました。

また、新しくリノベしている部分であってもベースが古いので（笑）、レストアした旧車のようでなんとも言えぬ雰囲気が生まれています。

そして、そのシチュエーションが当店で扱っている服たちにもうメチャクチャ合うんです（笑）！

BACKLASHの何十年も着込んだようなイタリアンダブルショルダーや、骨董品のような貴重な織機で作られた08sircusのツイードジャケット、超高密度なATTACHMENTのダブルメルトンなど、デザインや服地の素材感が街に見事にマッチする。

まあ、これは狙ったわけではなく偶然なんすけどね（笑）

◇　もはや仕事目的から遊びへ

そうやって撮影し始めると、これが楽しいのなんの（笑）

途中、商店街の人らに冷やかされながら撮ったり、服だけじゃなくてバックになる壁面や建物などのバランスも考えたり、「コーディネイト」だけでなく「商店街」推しでもあるので今後の撮影ストーリーなども考えたりと、もうほぼ趣味みたいなノリになっております。

まだ少ないながらもアップすると海外の方からのアクセスも来はじめました。

告白すると、やっぱり最初は今後の当店の売り上げにつながればと下心満載でしたが、はじめたら面白くて当初の目的はすっ飛んでしまいました（笑）

すっかり趣味や遊びのようなモチベーションになって、これはこれでまあいいっかと。

ですので、最新の商品だけでなく自前の旧作やファストファッションのアイテムも織り交ぜたコーディネイトを、そしてTV取材では見せないような商店街の表情を私見たっぷりでお届けします（笑）。

楽しみにしていてくださいね♪

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