続・センスは誰でも良くなる
こんにちわ。
オーナーバイヤーの吉田です。
ブログを書き始めて1年経ちました。
FBなんかもそうですけど、このはてなブログも「スタートして1年」なんて自動メールの通知がわざわざ送られてくるんですね(苦笑)
◇ 続・センスは誰でも良くなる
1年をきっかけにというわけでもないんですが、昔の記事をチラッと読み返してみるとこんな事を書いておりました。
ファッションセンスは、特定の人だけが授かった胡散臭い才能ではなく、単なる情報の集積と書きました。
これに少し付け加えてみたいと思います。
◇ ファッションはアウトプットしだい
最近はインスタやWEARなどお手軽に様々な人のコーディネイトを見ることができます。でも、正直なところ残念なものも非常に多い。
みなさんも、参考になるものやセンスアップに役立つようなコーディネイトは少ないと感じているのではないでしょうか。
もちろん、これは!と光るコーディネイトもありますが、その他多くに埋もれちゃってる気がします。
取捨選択するだけで疲れちゃう(笑)
これは誰もが利用できるメディアが故の宿命かもしれません(笑)
◇ SNSが主流ならばその逆は?
インスタやファッションスナップで取り上げられているコーディネイトが光ってる人たちは、よく見ると〇〇のブランド風を上手に取り入れて自分なりの解釈をしている場合が多いです。
ピンときました?
そう、今だからこそロンドン、パリ、ミラノ、ニューヨーク、そして東京コレクション。
最近は他業種の方からも揶揄され、アパレル業界の中からも疑問視されているコレクション。
天邪鬼なボクはそんな世間の逆風が強くなるほど、今だからこそコレクションの中に何か見落としていることがあるかもと思っちゃう(笑)
ヘンテコなのも少なくないですが、いいものはいいですから。
ブランドがそのわずか数分間のために心血を注いで作り上げるコレクション。
そこには服のデザイナーだけではなく、一流のヘアメイク、スタイリスト、演出家が携わっている。
いまそれが自宅にいながら、簡単にアクセスできますからね。
ファッション好きの若者だけでなく、アパレル業界人やショップそして販売員、美容関連、スタイリストなども、すっかりコレクション離れし、毎シーズンきっちりチェックしてる人はけっこう少ないんじゃないでしょうか?
ファッションブランド・デザイナー情報 - ファッションプレス
まさかとは思いますが、コレクションは現実的じゃないとか、あんな格好では街を歩けんとか、そんな表層的にしか見られないイマジネーションの低い方は、さっさと退場してください。
ユニクロのサイトの薄っぺらいコーディネイト例で十分でしょ。
コレクションの中から単純に流行のアイテムを紐解くという視点ではなく、シルエットや色使い、着丈のバランス、小物使いなど、そこには新鮮なヒントがたくさん散りばめられています。
例えば、ボクは最近カラーソックスをコーディネイトに取り入れるのがお気に入りなのですが、これはロバートゲラーのコレクションをヒントにしています。
ロバート ゲラー(Robert Geller)2015年春夏コレクション - ファッションプレス
◇ 他力本願のススメ
インプット&アウトプットでPDCAサイクルのように(笑)自分の中で完結し向上するのは楽しいですが、自分以外の視点があるとまた面白い。
あなたのセンスアップのスピードが格段に上がります。
1:アイテムを1個パクる
アイテムをパクるというのは、例えば「Pウイリアムのジーンズの履き方」とか「Jデップのハット使い」とか、気になる有名人のアイテム使いを一個マネてみるんです。
そんなアウトプットのスイッチが一個できると、じゃあそれに合わせるトップスはこんな感じいいかなとか、これまでたくさんインプットしてきた情報が芋ずる式に出やすくなります。
2:カッコいい女性に選んでもらう
ちょっとマニッシュでシンプルなファッション、可愛いじゃなくビッチ風でもなく都会的な洗練された格好良さを持った女性。
そういう方はメンズ服に興味を持っているケースが意外と多いです。
こういう女性が近くにいれば非常にラッキーです。
今すぐお買い物同行をお願いしてください(笑)
ファッション好きの男性ってうっかりウンチクに走ったりネームバリューに傾倒しがちで「着こなし」という本来の問題からズレてるケースも少なくありません。
しかし彼女らは、どんなブランドでも良いものはいいダメなものはダメとハッキリしてるし、女性目線だけでなく男性の視点にも好感が持てるスマートな感覚を持っている方が多いです。
しょーもないこだわりは捨て、彼女に言うことに素直に従いましょう(笑)
3:スタイリストに外注する
いまは有名人や芸能人だけでなく、一般の人達もコーディネイトしてくれるパーソナルスタイリストという方が増えています。
自分のワードローブの中で新しいコーディネイトを組み立てたり、お買い物同行してくれたり、プロの視点でスタイリングしてくれ新しい自分を発見して感動することもあるそうです。
ただ、本当に凄いスタイリストもいる反面、そんなんでお金取るの?という人もいるので、事前にそのスタイリストの仕事ぶりをチェックしたほうがいいです。
4:トップセラーを探せ!
海外では60歳を超えてもなお顧客から絶大な信頼を集めトップセラーの域に達しているプロ中のプロがいます。
常に新しい情報を取り入れて顧客に喜ばれるには何を提案すべきかを的確に捉え実行する職人技。
トップ販売員と同時にトップスタイリストでもある。
残念ながら日本人の多くの販売員は、ファッションの知識、一般常識、教養、モラル、世情に乏しく、かつプロ意識はおろかバイトの延長でしか考えておらず、その結果社会ではとても低い位置している。
日本ではトップセラーはまだまだ少ないのが現状です。
しかし、こういう人はファッション界の宝です。
トップセラーはあなたにとって見たことのないファッションの景色を見せてくれるでしょう。
もし幸運にもそんな販売員に出会えたら、迷わす丸投げしちゃいましょう(笑)
トップセラーは期待されるほど倍返しで力を発揮しますので。
ボクも日々邁進して、お客様からトップセラーとして認めて頂けるような存在でありたいとます。
今んとここんな感じです。
また何か思いついたら続・続編として書き足しますね(笑)
レクサスに施される塗装技術を応用した究極のMA1
[ photo: kiminori morishita 2016AW ブランドより提供 ]
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