BORN TO BE FASHION - 装いだけではなく生き方そのものがファッションとなる -

ブランドはあなたが価値を与えるもの

 

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こんにちわ。

吉田です。

 

 

あなたにとってブランドとは何でしょうか?

 

ブランドの由来は(聞いたことがある方も多いと思いますが)元々は乳牛などの個体を識別するために烙印をしたことが起点となり、現在ではあらゆる商品やサービスの<区別>するために使われます。

一般的にはもっと狭義のいわゆる「高級品」や「デザイナーズ商品」で認識されていることが多いですね。

 

一般的なブランドの使い方は、

例えば、男子高校生でも◯ィトンの財布を持っているケースが典型的です。

ブランドの歴史、積み重ねてきた価値を、間借りして「ヴィ◯ン持ってる俺ってすげーっしょ」という心理です。

この場合、誰にでもわかるブランドロゴやシンボルがないといけません。

誰もが知っているものでないと自己顕示欲は満たされないからです。

しかし、切り離して考えると「ブランドの財布」「俺」があるだけで、決して「俺」の価値が上がるわけではないことが分かります。

 

では、ロゴやシンボルがないブランドの場合はどうなんでしょう?

この場合は、ブランドやデザイナーの世界観に共感する人が手に取り身につけることで、そのデザイン・世界観を「あなたが選択したもの」となります。

そして、「これ、いいね!どこのブランド?」と聞かれたり、すれ違う人がガン見していたりすることはすなわち、あなた自身の選択が評価されていることでもあります。

 

 

そしてこれは、

 

「あなたがブランドへ価値を与えている」

 

ということでもあるのです。

 

 

あなたが身につけなければ、 

誰かに見られなかったかもしれない。

見られない、見つけられない、ということはブランドにとっては存在しないのと同じです。

 

「それどこの?」

「〇〇というブランドだよ」

 

このような質問を促すような個性を放っている商品とは、質問者に深く印象付けられますから、 自然とそのブランドへ興味を持たせファンになる可能性もあります。

 

もちろん商品力があることが前提です。

 

 

そして、こういう状況には、

1つの法則が備わっています。

 

それは、

 

「良いのはわかるけどこんなの誰が着るの?」

 

つまり、

圧倒的なクオリティやデザインだけど、自分が着るにはちょっとハードルがあるものです。

 

そいう服って、

あなたが少し勇気を出して一歩踏み出すと世界が変わります。

 

服屋で店員から声をかけられたり、イベントで普段知り合わないような人と友達になれたり、そんな小さなきっかけが未知のストーリーを紡ぎはじめます。

 

僕もこれまで色々ありました。

ドイツの空港で「日本のロックスター」に間違えられたり、ロンドンで在住と思われ何度も道を聞かれたり、ゲイバーでやたらモテたり(僕はノーマルです)・・・(笑)

 

その1つ1つが良い思い出です。

普通の服着てたら、そんな思い出はできなかったでしょう。

 

あなたも、あなただけのストーリーを描きませんか?

 

 

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