ミラノ- メンズコレクション2016秋冬
またまた当店オリジナル目線のコレクションレビューです。
大手やファッションメディアとは違う見解になっているかもしれませんが、そんなことは知ったこっちゃありませんので、ご注意&ご容赦ください(笑)
さて、今回のミラノはいまいち盛り上がりに欠けたと言われていますが、そんな中でもこれは!と思えるものや、次につながっていく指針となるようなものも見受けられました。
今年の秋冬に「こんな感じがウチのお客さんにいいな〜」と思ったスタイル、おすすめしたいポイントを書いてみようと思います。
1:戦わないミリタリー
先シーズンに引き続きフライトジャケットやオフィサーコートなど軍モノが多く見られましたが、ディテールやエッセンスを抽出して(オリジナルのナイロンやリップストップなどではなく)カシミアやらレザーなどラグジュアリー感のある素材で新しく構築しているものが今の空気感を運んできます。逆にホンモノの軍モノでは、「たまたま着てる」感たっぷりで、あまりお洒落っぽさは感じさせないでしょうね。
2:ちょこっとファー使い
ファーやシーリングジャケットを毛嫌いする男性も少なくないのですが(ダジャレじゃないっス)いやはやもったいない(笑)コートの襟にふわふわした毛皮があると、武骨な男の顔が急に艶っぽく見えるんです。ダンディじゃないと似合わないんじゃないかとよく言われますが、僕はそんなのどうでもいいと思ってます。中身もイイ男に越したことありませんが、そんな悠長なこと言ってたらいつまでたってもファッションを楽しめません。人目を気にするより、自分の心を楽しませましょう。
3:ロックなヴィンテージ感
アンティーク風なこっくりとした花柄。70年代のSF映画で見たようなレトロフューチャーな幾何学模様。グラムロックを彷彿とさせる大胆にあしらったアニマル柄。ちょっと趣味悪い?と感じさせるようなパンチの効いた柄使いが楽しい。とにかく自分が楽しけりゃイイじゃない!そんな己を出すファッションの原点が逆に新しく感じてしまいます。
4:ビッグシルエット
ただデカいっていうんじゃありません。アームホールはダブつかないようにセットされていたり、流れるように美しいドレープを持たせたり、そこには計算された思惑がキチンとのっています。だからこそ、量感があっても洗練さが漂います。意外とガッチリ&ぽっちゃり体型の方が着ると雰囲気が良い。スタイルが良い人が着るよりもお洒落感が漂うので不思議です。
5:80年代のMTV的ポップカラーバブル期に大いに流行ったミュージックビデオ。ベストヒットUSAを賑わしたミュージシャンをイメージするネオンカラー手前のポップなカラーをコーディネイトに組み込む。難易度高そうですが、トップスは渋めでボトムをポップなカラーにすると簡単に、伝わりやすいお洒落感が生まれます。
今回はこんなところです。
参考になれば嬉しいです♪
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