BORN TO BE FASHION - 装いだけではなく生き方そのものがファッションとなる -

スペワ跡地のアウトレットは北九州市民が望んだもの

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こんにちわ。

吉田です。

 

今日はファッション記事じゃありません。

ジモティーネタですので、興味のない方はスルー願います。

 

昨年末に閉園したスペースワールド跡地にアウトレットなどの複合商業施設ができるとのことです。

 

 

 

なにこれ?やっちまったな。。。。

今まで一体なにを話し合ってきたの?

 

こんな案、僕ら市民でも2秒で出せる(ただしボツ案として)レベルやん(笑)

 

 

 

北九州市またやらかす

 

80年代のバブル期で止まった思考。

今どき、商業施設で人呼ぶって思考回路が古過ぎて泣けてくるぜ(笑)

80〜90年代のファッションが流行ってるけど、頭の中までリバイバルしちゃいけない。

 

少なくとも、この話題を知人友人としたところ、誰一人として喜んだ人はいません。

皆一様に「もうアウトレットとかいらん」という意見ばかり。

 

またアルバイトの子にメガフォン持たせて「タイムセールです!」と叫ばせるんですか?

もう聞きたくありません。

時給800円でなんでそこまでやらんといけないの?

 

 

ましてや、アウトレットで海外から観光客呼ぼうなんざ、どんだけおめでたいのだろう?

なにをどうやったら、そんな計算になるのかな。

数字を出せ。数字を。

 

こういうのって、誰が決めてるんでしょうね。

 

北橋市長とか、市議会の人らとか、これから未来のテクノロジーとか、人口減少から推測される社会とか、新しいことや情報を自分たちから取りに行ったりしてんのかな?

 

たとえば、ブロックチェーンって知ってます?

タイヤに巻くスリップ防止の新製品じゃありませんよ。

 

 

釼さんのブログではロジカルに説明されています。ご一読を!

 

 

 

と、ここまで書いて、実は1週間下書きフォルダにほったらかしていました(笑)

 

 

 

もしかしたら望んでいることなのかも

 

先週末、私用のため出勤前に、八幡のイオンモールと小倉駅に行きました。

北九州で人が多い代表的なところでしょう。

 

学生や若いファミリー層が多く賑わっていました。

八幡のイオンにおいては、あんなデカい駐車場なのになかなか停めるスペースがなくて驚きました。

 

ひるがえって、かつての中心地であった魚町周辺は、もうほぼご老人と韓国人(観光客)しか歩いていません(笑)

 

もちろん、当店のように尖ったものを求めにこられるお客様がいるお店だったり、藤王さんのように行列のできるラーメン屋さんだったり、個々で頑張っているお店はあります。。。

 

ですが、、、

 

ふと、思ったのです。

 

 

 

『あ〜、アウトレットは北九州市民が望んでいることなのかも』

 

 

 

ビジネス的に成功するかどうかはわかりません。

それは別として、アウトレットはいまの北九州市民の意識が形になってあらわれているのだろうと。(根拠なしデータなしw)

 

客観的にみるとやっぱりモールとか駅ビルは便利で、それなりに楽しめるんですよね。

閉じた空間であるけれど、巨大でとりあえず色々全部揃っているし。

 

お父さんたちも安心して子供を遊ばせながら、自分はスマホでゲームに没頭できるしね(笑)

 

ソフト的にも、モールや駅ビルって程よい水準で一定の接客を受けることができます。

お客さんを感動させるくらいズバ抜けたところはないかもしれないけれど、だいたい気持ちよくお買い物ができます。

空気がクリーン。

 

逆に魚町はというと、いまだに分煙すらしていないお店があったり、感じの悪い店員、ガラの悪い客引きなどなど、ちょっと空気が淀んでますよね。

 

そりゃ、誰だって気持ちのよいところに行くでしょうよ。

 

 

  

間違えないように言っておきますが、僕はアウトレットなんて大反対です。

北九州市民の多くが潜在的に望んでいるんじゃないかなと言っているだけです。

 

 

じゃあ、お前だったらどうすんだよ?と、

あなたは思っていることでしょう。

 

 

 

北九州こそ「ハイテクノロジー・ハイエイジ・タウン」

 

僕が市議会員なら、こんなアイディア出します。 

 

せっかく「住みたい街ランキング」(だっけ?)で1位になって、気持ちよくなってるだけじゃダメ。そんなもんトイレの落書きと一緒。

 

これをとっかかりとして、例えば「アジアの富裕層が移住したくなる街」なんてどうだろう?

 

 

「老後が世界一快適に過ごせる街」

 

 

落合陽一さんの著書「日本再興戦略」に詳しく書かれていますが、今後必ずやってくる「デジタルネイチャー」。

 

「現実空間」と「仮想空間」の区別が曖昧となり、人とモノとBotとバーチャルの区別がつきにくくなる。

 

実はこのリアルとバーチャルの融合は、地方ほど親和性が高い。

 

たとえば、息子の行動パターンと思考をディープラーニングさせた介護ロボットを高齢の母親の元に送る。母親は本当に息子と話しているような錯覚をおぼえる。

 

また、高齢者が多くなる地域はオンラインでつながる自動運転の車は非常に相性が良い。すでに自動制御の車は出ているけれど、あれはまだオフラインで自動車内部での情報処理で完結し実行している。

 

しかしこれが5Gで大容量の情報を送受信できるようになれば、車同士がネットでつながり自動運転となると、交通状況や危険の察知が格段に上がるので、渋滞や交通事故がほぼ無くなりそして移動コストも限りなく小さくなります。

「移動できない」という高齢者の悩みの1つが大きく解消されることになます。

 

そして大容量が送れる5Gのインフラが整うと、これまで画像や映像など二次元のものしか伝送できなかったものが、5Gでは空間も送れることになる。

  

これはなにを意味するかというと、家にいながらコンサート会場での演奏を体感できたり、お店での接客を受けたりできる。遠く離れた劇場のお芝居を場所の光景を体験できる。

 

テクノロジーを駆使すると、実は人を介するよりも人に優しい街を作ることができる。

 

 

ロボットに抵抗がある人には、この質問を投げてみるといい。

「ウォシュレットでお尻を洗うのと、他人に洗ってもらうの、どちらがいいですか?」

 「日本再興戦略」より引用

 

 

 

ロボットに任せられる部分は全て任せ、介護人はご老人と一緒に遊んだり、談笑したり、もっと優しくなれるかもしれない。

 

 

幸い、北九州には世界に誇れる安川電機産業用ロボットで世界シェア第4位がある。

 

 

「テクノロジーを駆使した世界一高齢者に優しい街」

 

 

北九州市と安川電機とTOTOが舵を取って、あの跡地にこんな街を作り上げると、中国やシンガポールの富裕層がどんどん移住してくるかもしれません。

 

 

 

 

 

僕の未来予測

 

とまあ、好き勝手に色々書きましたが、1つだけ言えることは、

このようなこと書いても、もっと声をあげても、北九州市は変わることはありません。

革新的なアイディアは芽を摘まれるだろうし、たとえ出て来ても実行されることはないと断言しておきます。

これは、悲観ではなく事実。

 

逃げ切れる世代に牛耳られてますから、自分たちのあとがどうなろうと知ったこっちゃない。どんどん衰退していく(ちなみに北九州はH7年より人口が減り続けている)。

 

「北九州をもっと盛り上げよう!」的なイベントや色々な活動があって、それはそれで素敵なことだと思います。郷土愛は美しい。

 

しかし、それで気持ちよくなってるだけじゃダメ。

目を閉じずに現実を受け止めることも必要です。

 

人を変えることができませんが、自分が変わることはできます。

 

あなたなら、何をしますか?

それとも何もしませんか?

 

何もしないのが間違いではありません。

それも選択の1つです。

 

とりあえず僕は10年で娘を脱北させる計画をコツコツと練っています(笑) 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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