BORN TO BE FASHION - 装いだけではなく生き方そのものがファッションとなる -

デザイナーズにどっぷり浸かったバイヤーがユニクロを本気で選んでみた

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こんにちわ。

吉田です。

 

 

先日悪友から「moongateで服買えないから(他にお金をかけていることがある)ユニクロで選んでくれ」というなんとも失礼なメールが来ました(笑)

 

「はぁ~??」と思いながらも、セレクトしてたらだんだん楽しくなってきて、
僕みたいなデザイナーズにどっぷり浸かったメンズバイヤーが本気でユニクロ選んだらちょっと面白いやん!と思ったので、読者のあなたにもシェアすることにしました。

どうぞお付き合いくださいませ(強制w)

 

僕のことを知っている顧客さんは、いつもの吉田とはちょっと違うチャンネルでいきますのでそのつもりでお楽しみくださいw

 

 

まず、ざっくりしたペルソナです。

 

・40代男性(会社員)

・既婚(娘1息子1)

・奥様はおしゃれ好き

・身長173cm体重65kg

・顔は典型的な昭和男らしく若干濃いめ

・四十肩っぽいときがあるがなかったことにしている

・趣味は釣りと自転車&アウトドア全般好き

・DQNドライバーを撲滅したいと思ってる

・どちらかというと「モノ」より「体験」

・聴く音楽は洋楽中心と言っているが詳しいわけではない

・40代に入ってから洋食よりも和食と日本酒を好む

・最近涙もろくなった

・テレビを見なくなった

・「最近の若いもんは…」という言葉が頭に浮かんだことがショックだ

・AIと仮想通貨はよく知らないがとりあえず話を合わせている

・実はアート好きであるが「似合わない」と言われるのであまり他言してない

 

・・・とまあ、こんな感じで(笑)

 

で、お題はこちら。

 

「家族でちょっとお洒落して出掛けたい」

 

ではいきましょう♪

 

 

 

1:スイングトップ・ブルゾン

 

まずは、こんなアウターから。
スウィングトップです。

 

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ええ~スウィングトップってオッサン臭いやん!と思いました?(笑)

残念!その感覚こそが実は「おっさん」です(笑)

 

『着丈が短めのアウター』+

『着丈が長めのインナー』+

『丈が短めのリラックスしたパンツ』


これが、尖りすぎず程よくトレンド感をおさえた今オススメのコーディネイトの1つ。

 

そこにうまくはまるのが、MA1やライダース、そしてこのスウィングトップです。

なかでも、MA1やライダースよりもやや後発で再燃しているスウィングトップは若者にも新鮮に映るようで人気です。

 

当然ですが、昔のおやじジャンパー的なものではなく、現代の感覚をさりげなく取り入れているものがターゲットです。

 

スウィングトップといえば、本家は英国のBARACUTA(バラクータ)なのですが、まあ、それはそれとして(笑)、ルメール率いるデザインチームがつくる「Uniqlo U」のスウィングトップは、肩のラインからアームホール、そしてやや細めで直線的なシルエットが洗練されています。


ちなみに、今から15年ほど前、CHRISTOPHE LEMAIRE(クリストフ・ルメール)として日本ではルックが代理店となっていた頃、当時は爆発的に売れていたブランドで(当店でも扱っていました)この頃からルメールはシルエットの作り方が非常にうまかったです。

 

色はあえてブラックやベージュじゃなくて、グリーンがかったブルーがダントツにおすすめです。


こういう色って、意外に日本人男性の肌の色によく合い、わりと簡単にあか抜けた印象を与えてくれるんです。

 

 

 

2:オープンカラーシャツとリネンシャツ


さて次は、

昨年から引き続き今年も人気が出そうなオープンカラーのシャツです。

 

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今年っぽいオープンカラーのシャツを選ぶときのポイントは、「モダンな雰囲気」であること。

 

このときのモダンな雰囲気とは、ほぼ素材感に集約されます。本作はコットンモダール素材ということなので、てろんとして薄手で軽やか。

 

表面はつるっとして若干の光沢もあるはずですので、より涼しげな印象をもたらします。もっさりした厚手のコットンなどではこうはいかない。


シルエットもややAライン気味のリラックスした感じが現代的です。

 

 

そしてもう1つはリネンシャツ。

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リネンシャツのこのワサワサとしたシワ感がリゾートの雰囲気を醸し出し、昔から「大人が着るもの」みたいなところがありますよね。ぜひ一度はトライしていただきたいものです。

 

リネンのシャツといえばオフホワイト系を選びがちですけど、こんなフレンチテイストなサックスブルーなんて一歩抜けてる感が演出できますよ。

 

 

 

3:ブロックカラーT&ウォッシュポケットT

 

次はTシャツです。

 

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一般的な大人の日本人男性には「シンプル+プチ小技」というカットソーが一番おしゃれに見せてくれます。(僕個人的にはロックTとかいきがってるやつが好きなんですがw)

 

これは袖先だけカラーを切り替えてアクセントにしています。またもう1着はきれいな色だけどウォッシュアウトして男っぽさを匂わせています。


このような、さりげない「プラスひと手間」があるかないかで、見え方の印象が大きく変わります。

 

 

 

4:ワイドフィットテーパードパンツ

 

最後にパンツをいきましょう。

 

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昨年から雑誌などメディアでは盛んにワイドパンツが取り上げられていますが、現実にはまだまだ履いている人が少ないです。

 

その最大のネックが「ワイドパンツなんてモデルのようなスタイルの人しか似合わない」という勝手に作った妄想にとらわれている人が多いから。その点、女性の方が柔軟性がありますね。


しかし、実はモデルのような人じゃなくても、いやむしろ体型に自信がない人こそ履いた方がいいワイドパンツがあります。それがこちら。

 

これは腰回りから太腿こそワイドだけど、裾に向かってだんだん細くなっています。それに加え、少し丈を短くすることで言葉は悪いですが「脚の長さや体型を上手に補正」するんです。結果、なんかいつもよりスタイルよく見えちゃう(笑)

 

冒頭でも少し触れましたが、とにかく今は丈を短めに履くのが主流です。これにおいても、くるぶしよりちょい上くらいを目処に裾合わせするとよいでしょう。

 

 

 

以上、合計6点をピックアップしてみました。

意識したわけじゃないんですが、やっぱりUniqlo Uが多くなりましたね。

参考になれば幸いです。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます♪

 

 

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