STRUM 2016AW
会場となったは恵比寿駅から坂を少し上がったところにあるスタジオ。
見落としそうな入り口から半地下になっているその場所は、コンクリートむき出しの床と壁から牡鹿のロングホーンが突き出した排他的で薄暗い空間。
ドアを開けると僕の大好きなバンドDead WeatherがBGMで流れておりAlison Mosshartの狂おしい歌声で迎えられました。
(先日の記事をどうぞ→ Rockに愛されたオンナたち )
そして神となったDavid Bowieまで!!!
「わ、なんかヤバいぞ」
デザイナーの桑原さんは、先客のお相手中だったので勝手にザッと物色すると・・・
やはり。。。。予感的中。
心にサクッと刺さるような服達がズラリ。
これまで見たこともないような革ジャンが、太々しいほどの面構えで佇んでいました。
深い真紅の革だけど所々黒く淀みムラになっている。革を火をつけて燃やし染料のみ焦がしたものらしい。それはまるで長く戦い抜いた兵士のような表情に見えました。
また、まるでパイソンのような模様にくっきり刻み込まれたシボ感の革もありました。プラスチックっか!というくらい硬い牛革をたっぷりとオイルを使いながら柔らかくしていく過程で、まるでウロコのように凹凸が生じて美しい紋様が浮び上がっていました。
Brian Setzer でお馴染みのギターブランド Gretsch のポスターで使用されたという革ジャンは、一度赤に染めたものを再度手塗りで黒に染めていったもので、赤黒く毒々しさのある発色でした。
ちなみに、このポスターは全国のGretch取扱い楽器店にて後日見ることができるそうです。
また、布帛類も魅力的なものが多くヴィンテージのような質感のカットソーやミリタリー調のテーパードパンツやドレスシャツも良かったです。
デビューより3年。
ロックスピリッツが宿るデザイン。益々磨きのかかったブランドでした!
2/25(木)より店頭にてイメージ画像がご覧いただけます。
ご予約も可能ですので、ぜひいらしてみてください。
お待ちしています!