2017SS展示会-前半戦終了
今週で2017SSの展示会の前半戦が終了。
今回はSTRUM2017SSに行ってきました。
当店でも確実にファンを増やしているブランド。
レザーをベースにしながらワイルドになりすぎぬようにどこか気品を漂わせ、またデザイナー自身の音楽活動の経験から、さりげなくロックの香りもする。
ただお洒落やトレンドを表現しているブランドとは違い、根底には一本芯の通ったメッセージやスピリッツを感じる服たちが一部の男たちを強力に魅了します。
一部の男たち・・・、そう、決して万人ウケするものではありません。
そして、最先端なモードでもない。
ロックスターのようにファンたちとその世界を作り上げていく。
そんなイメージが近いのです。
今回も強いスピリッツを感じるものが多く、独特の雰囲気を放っていました。
しかし、ウチはブランド依存の店ではない。
どんな素晴らしいブランドであっても、ウチ独自の世界観を作り上げるための1ピース。当店なりのフィルターで(ギターのエフェクターのように笑)さらに格好良く皆さんに提案できればと思います。
まず会場に足を踏み入れると、ガンメタの鈍い輝きと渋枯れたヴィンテージのようなオーラを放つライダースが出迎えてくれました。
カーフを一度グレーに染め上げ、さらに製品後に鈴鹿墨で染めた後洗い流し、これを繰り返すことで上品で深みのある素晴らしい表情でした。
ブラックのライダースは一般的にも人気のアイテム。
だからこそ一歩踏み込んで、スペシャルなものを選ぶと一味違う存在感が生まれることでしょう。
前回(今シーズンの16AW)で初披露された、革の表面を燃やしながら染色していくバーニング・ダイも健在。排他的な赤黒く独特なムラ感のあるレザーシャツがありました。これだけのインパクトを持っていれば(派手ということではない)逆にコーディネイトはあっさりシンプルなものがいいかもしれない。この表情&発色を邪魔しないようにね。
スウェードの製品があったのですが、何気に触ってみて「ウッ!」とびっくりしました。
今までのスウェードは鮫肌?(笑)と思うくらい、しなやかで肌に吸い付くような昇天の心地。聞くと、高山にだけ生息する羊。希少なハイランドラムを使用して、薄くて軽くて肌触りはシルクのような革です。シャツとロングカーディガンの2型。
また、黒の顔料を用いてタイダイのような模様の表情をつけたカットソー、チェックのパッチワークなんだけどモノトーンで落ち着いた色調に仕上げたシャツ、グレンチェック・ヘリンボーンのクラシカルな表情のジャケットなども好感触。
ボトムでは、腰回りがユルめで裾に向かってテーパードするパンツのヴァリエーション、そしてワンウォッシュなのにとても表情のあるデニムがとても良かったです。
非常に魅力的なコレクションで、すでに店頭で画像をご覧頂いたお客様は欲しいものいっぱいで困惑しておりました(笑)
予約も可能ですので、よろしければ見にいらしてくださいね。
一応、2017春夏の展示会は前半戦が終了で、ひと段落つきました。
お客様に提案したいものばかりで、非常に困っております(笑)
ありがたい嬉しい悩みです。
でも、ここからさらに厳選すると、店の売り場が輝き始めます(笑)
お客さんたちの目もどんどん肥えていく。
その共に歩む感じが楽しくてしょうがない。
どうぞお楽しみに!
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