BORN TO BE FASHION - 装いだけではなく生き方そのものがファッションとなる -

まだSALEで消耗してるの?w

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こんにちわ。

吉田です。

 

夏のセールはじめました。

 

(今回はファッション業界向けなので興味ない方はスルー願います)

 

もうあちこちでアパレルいじめにうんざりですが(的を得ているものが少ないんで)、この時期になるとますますSALE不要論が現場以外のところからゴチャゴチャとうるさくなります(笑)

アパレルに携わってない人まで超上から目線で口角に泡を吹いて捲し立てる始末で、人の心配よりアンタの業界どうなのよ?と思うんですがねー。

 

そんな安全圏から口撃してくる輩にはわからんと思いますが、SALEって単純に値引きして在庫処分・・・だけじゃないんです。

 

これ、現場を仕切っている販売員さんたちにとってはあるあるだと思いますが、SALE時期に入ると売れる服が微妙に変わるんです。

 

例えば、デザインが尖りすぎてちょっと着るのに勇気がいるもの、売れ筋だったアイテムのちょっと難しい色、顧客さんのキャラとちょっと違うもの、シルエット着心地抜群だけどちょっとデザインが物足りないもの・・・

 

この「ちょっと〇〇なもの」がキーワード。

 

普通の販売員なら、「あ〜売れにくかったものが売れて良かった〜」で終わり。

 

お客様は、いつも買うようなテイストとは違うものを「SALE」が引き金になって、トライ(冒険)してみたのです。

 

せっかくお客さんがアナタを信じ新しい1歩を踏み出したのに、「ハイ、さようなら〜」とアホな顔して見送るんですか?

 

上級販売員はここからが始まりのはじまり〜♪

 

本当のプロなら、この新しい1歩を基点にお客様にとって新しいスタイリングを提案し未知の部分を引き出そうとします。

 

つまり、SALE商品を次の来店のきっかけとなるようなアイテムとして扱う。

 

道入口はSALEかもしれませんが、お客様には安いから買ったのではなく新しい冒険のワクワク感をいっぱい感じていただくことに注視しているのです。

 

でもこれよく考えると、お客様視点でみれば当たり前のことですよね。

SALEをただ在庫処分だけなら、売る側の視点でしか考えていない。

 

このようなワクワク体験を提供できたなら、お客様はプロパーの時期でもあなたに会いに来ます。

そして後にスペシャル・カスタマーにまでなって頂くことも少なくないです。

 

 

SALEをただの安売りで終わらせるか、

上顧客へパスポートにするか、

あなた次第♪