BORN TO BE FASHION - 装いだけではなく生き方そのものがファッションとなる -

服オタばんざい!

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こんにちわ。
吉田です。
 
今日はちょっと暖かいかも!といつもより薄着で外に出たら、むしろ昨日より寒いやん!と失敗してしまいました。
こんなことプロでも日常茶飯事ですからご安心ください(何を?w)
 
 

ファッションセンスは単なるデータの集まり

 
僕はこれまでたくさんのお客さま、モデル、デザイナー、ファッションに関わる多くの人たちの装いを見てきてきました。
 
以前にも書きましたように、ファッションセンスというものは「単なるデータ」の蓄積です。いろんなコーディネートをいっぱい見て知ってそれがデータとして頭の中にあるので、それを適時に取り出して使っているだけなんです。
 

  

これってギタリストに似てます(特にジャズ)。
2小説とか4小節の小分けしたフレーズをたくさん指で覚えて、各コード進行に合わせていろんなフレーズを組み合わせて使うのです。
 
ただ音楽の場合は、一定以上のプロとなるとやはり先天的な才能が必要かもしれませんが、ファッションコーディネイトにおいては、才能はあまり必要ないです。
 
 

自己主張ツール

 
そんなことより、もっと面白いと感じることがあります。
 それは、
 
 
着る服によってその人の価値観や主張が滲みでること。
もっと言えば、願望や思考パターンが読み取れるときもあります。
 
 
子供服、学生服、初めて自分で選んだ服、憧れのスターが着ていた服・・・
いろんな服を見て着てきて、その人の今のファッションがあります。
 
たとえ、地味で服に全く興味がないという人であっても「ファッションに関心がない」という主張を着ているものが発しています。
 
 

服が趣味

 
時々、お客様からこんな声を頂くことがあります。
 
『よくそんな高い服着るな』『よくそんな(デザイン)の着るな』って言われるんです〜(苦笑)
 
と言いながら、なんだか皆ちょっと嬉しそうでまったく困っているようには見えません(笑)
 
「大きなお世話」と言えばそれまでなんですが、やっぱりちゃんと説明して切り替えしてあげましょう!そのほうが先々めんどくさくないです(笑)
 
「よくそんなの着るな!」っていう言葉は、例えばカメラ好きの人に「よくそんな高いカメラ買うよね」とか、アニメ好きの人に「よくそんなフィギュア買うね」と、言ってるのと同じなんです。
 
そう!デザイナーズの服を着るってことは、もはや趣味の域です。
 
 

服オタばんざい!

 
人の趣味にごちゃごちゃいう人って、ダサいですよね。
つまりそういうことです(笑)
外見ではなく中身がダサい人って別にどーでもいいでしょ。
 
 
「服好き」は立派にあなたの主張となっている。
 
こっから先は僕の超偏見ですが、ファッション好きのあなたは常に「新しいことへの挑戦」を好むはず。
 
ときには振り返るあるいは立ち止まる。失敗もあるかもしれない。
しかし、たとえリスキーであっても新しいことを生み出し挑戦し続ける。
 そんな声なき声があなたの服から滲み出してくる。
 
 
って、違ってたらゴメン!(笑)