BACKLASH | Stone Wash Knit - 春なのに爽やかな色じゃありませんけどなにか?
こんにちわ。
デスクトップ散らかり放題の吉田です。
定期的に片付けているのですが、最近あっという間にこんな状態になってしまいまして、誰か「無理せずデスクトップが散らからない方法」なんてあったら教えてください(笑)
さて、少しづつですが春ものが入荷し始めました。
この時期にいつも思うのですが、「スプリングニット」とか「スプリングコート」とか、この言葉の響きが好きでたまりません。
だって、ニットやコートって元々は冬のアイテムでしょ。これを軽やかな綿や麻の素材に変えてますからね。このギャップ感が魅力なんです・・・ってどうでもいいですよね(笑)
春を感じる軽やかな素材というと爽やかな色で、というのが普通の流れですけど、そうはいかない天邪鬼なところがこのブランド(笑)そういうものを選んでくる僕も人のコトは言えないんですけどね(苦笑)
今日ご紹介するのは、こんな「スプリングニット」です。
春なのに、なんでこんな妖しげな色?(笑)
春らしくない色合い
綿100%のニットをインディゴ染めをして、これにストーンウォッシュをかけて(ジーンズを色落ちさせるときに小石を混ぜて一緒に洗う)凹凸の膨らみ部分のみ色落ちさせて立体感のあるフィニッシュになってます。
いつも思うのですが、綿ニットとはいえデニムとは違うんですからストーンウォッシュかけてよく破れないな〜と不思議でたまりません。
インディゴが程よく落ちて、どちらかというとパープルに見えますね。
「春」というキーワードをまったく無視したこの妖しげな色合い。こういうところが大好きです(笑)
どう着る?
綿でざっくり織られたニットですので、さらっとしたドライタッチが心地よく「春だから着る」のではなく「着ることで春を感じる」肌触りです。
ストンと落ちる今らしいユルめの直線的なシルエット。
細めのスキニーデニムで合わせるのもよし、クロップド丈にしたワイドパンツに合わせるもよし、今日はどっちでいこうか嬉しい悩みになるハズです。
中国製です
いまだに展示会などでは「中国製」と聞くと落胆したような表情を抱くバイヤーを見かけるのですが、その情弱っぷりには失笑を通り越して恥ずかしくなります。
たまにスベりすぎて見ているこっちが恥ずかしくなるような芸人さんがいますよね?あんな感じです(笑)
別に親中派ではないのですが、事実はきちんと捉えなきゃいけません。僕らの身の回りは便利な中国製品で溢れてますし、ドローンやマイニングなどの最先端技術などでも日本より進んでいます。
アパレル分野においても同様で、世界的な工場になっているのはいうまでもなく(人件費高騰で他のアジア地域に移りつつありますが)日本と同等やそれ以上の技術を有する工場もいっぱいあります。
数年後には「Made in CHINA」という肩書きは、かつての「Made in JAPAN」のようにブランド化するのはそんなに遠くないかもしれません。
というよりも前に、「モノ」自体を見て判断せず、「肩書き」で判断するってバイヤーとしてどうなの?って感じですけどね(笑)
おっと話がだいぶ逸れました、すみません。
このニットも同様で、網目や肌触りそして縫製や加工技術において文句のつけようがありません。それが日本で作るコストよりもグッと抑えられています。
タグがなければ、見て触っても「日本製」か「中国製」かおそらくわからないんじゃないかな。たとえ僕でも。
もしかしたら、今の若い子だったら「いいものは中国製」という人もいるかもしれません。
Stone Wash Pullover Knit
Brand: BACKLASH
Season: 2018SS
Art: K762-02
Color: Indigo
Quality: Cotton100%
Price: ¥29,160(税込)
最後までお読み頂きありがとうございます!