BORN TO BE FASHION - 装いだけではなく生き方そのものがファッションとなる -

ニックさんに学ぶ


ず〜っと細みパンツだけだったメンズも、ユルめパンツ、サルエルやワイドパンツが各ブランドからドシドシ出ています。

しかし、昔から「太いパンツは背が高くスタイルが良くないと似合わない」とよく言われていますが、実はそうでもなかったりします。
まあ、ネガティブなことはパッと広まり吸収されやすいですから、致し方ないですね。
意外と男より女の方が人目より自分が着たい気持ちを優先していることが多いです。

ところで、個人的に太パンと言えばパッと思いつく人がいます。
雑誌レオンやファッションスナップで度々見かけるあのオジさん♪

ジローラモ…じゃなくって(笑)、ニック・ウースター(Nick Wooster)さん。

こう言っちゃなんですけど、ニックさんは特別背が高いわけでもスタイルが良いわけでもない(ゴメンなさい)。
なのに、サルエルや太いパンツをセンス良く履きこなしている。
特にサルエルパンツはついリックオウエンスやユリウスのようにアングラ方面に持っていきがちですが、シンプルでクリーンな着こなしにしているところが、好感度高いです。

足の長さが気になる人は、つい裾を長めにしがちだけど、このニックさんのようにテーパードしたワイドパンツで裾はくるぶしより気持ち短いくらいにして足首を見せる。加えてトップスはしっかりボリュームを持たせVラインを作ると足の長さが目立たず気にならない。

スタイルが良いに越したことはないけれど、足りないことを理由にコーディネイトの幅を狭くするのはもったいない。

それに、自分が思ってるほど人は見ちゃいませんから(笑)

自分に沿ったやり方で堂々と着てると、ドバッと個性が溢れてくる。

「ファッションは自由」というよりも「着る人は自由」でありたい。


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